なろう小説を1000作品読んだ僕がお勧めする20作品

スレイヤーズからどっぷりライトノベルおじさんである僕は、そりゃなろう小説もいっぱい読みますわな。

この年齢になってまでライトノベルを読んでいる人が周りにいなくて、それでも「あの作品よかったよな!」って語り合いたいのでネットで感想を書きます。

なろう小説いっぱいありすぎて何から読んでいいか分からないという方に、ちょっとだけでも参考になれば嬉しい。

タイトルになろう小説~~って書きましたがカクヨムとかムーンライトノベルも混ざってます。

いっぱい読みました。

上記はNarou.rb (opens new window)っていう超絶便利なアプリで管理している作品のスクショ。

Narou.rbで読む前は携帯アプリでも読んでいたので、1000以上は読んでいる。

以下順不同。

執筆時点(2020/04/08)でも無料で全て読める作品のなかで、読んで面白かったものを書いてます。

# セーブ&ロードのできる宿屋さん ~カンスト転生者が宿屋で新人育成を始めたようです~

セーブ&ロードのできる宿屋さん ~カンスト転生者が宿屋で新人育成を始めたようです~

頑張っているけれど、あと一歩壁を越えられない少女たちが、ある宿屋の主人と出会い成長していく物語。

RPGゲームでセーブポイント宿屋にあるけど、あれ本当にあったら怖くね?っていう発想がもう既に面白いのに、ちゃんとストーリー組み立ててから小説書いてくれたんだなっていうある種誠実さすら感じる作品。

この方の作品全部に言えることなんですが、どこか絵本のようなお話というか、神話的というか、なんかいいんすよ。

ほとんどの登場人物が、崖から何度も飛び降りさせられ、文字通り死ぬまで豆を食わされるけれど、なぜか胸が温まるんですよ。

# 北の傭兵の息子が南の魔法学院に入学する話。

北の傭兵の息子が南の魔法学院に入学する話。

今連載している作品で一番好きかもしれない。

戦争が絶えず、傭兵が活躍する国の出身の少年が、魔法が盛んで平和な国の魔法学校に入学する話。

ハリーポッターとかゲド戦記とか、ああいう感じの世界観。

純粋な少年の今後の未来も気になるし、魅力的なクラスメイトたちとの交流も気になるし、良い魔法使いと悪い魔法使いの暗闘も気になるし、傭兵のお父さんの安否も気になる。

非常にストーリーの組み立てがうまい。

宮崎吾朗に映画化してもらいたい。

# 誰にでもできる影から助ける魔王討伐

誰にでもできる影から助ける魔王討伐
これは……ビジネスだ

勇者が魔王を討伐する裏で、その旅を成立させようと苦労している人がいるはず。

そんな水面下での奮闘を描いた作品。

上手く行かない現実を、なんとかかんとかうまく行かせようとする哀切というか社会人の苦悩も読み取れる。

かと思いきや主人公の僧侶も規格外の実力者であり、常識人かと思いきやぶっ飛んだところもあり面白い。

どう考えても面白い。早くアニメ化してください。

# 名探偵・桜野美海子の最期

名探偵・桜野美海子の最期

キャラ立ちがしている本格推理小説。

結構本格推理小説を読んでいて、スレているつもりでしたが「おおっ!?」と思わされる場面がいくつかありました。

映画化してもおかしくないストーリー展開。

# 異世界料理道

異世界料理道

アスタという名前の、町の食堂の見習い料理人の少年が中世っぽい世界に転生して料理を作る話。

よくある設定かと思いきや、森の中で狩猟を生活の糧にしている部族の元に異世界転移するというのが新しい。

料理の描写が美味しそうだし、アイファが可愛い。

中だるみ感がありもう追っていないけれど、途中までは抜群に面白かった。

ギバ肉無双。

# 田中のアトリエ ~年齢イコール彼女いない歴の錬金術師~

田中のアトリエ ~年齢イコール彼女いない歴の錬金術師~

表面上は丁寧な口調と人当たりの中年のおっさんが、内面はもっの凄くエロいこと考えていたり自虐的な独白が面白い。

回復魔法で無双するとかどうでも良くなってきちゃって、変態で魅力的なキャラクターたちの掛け合いを楽しむ作品。

# 盾の勇者の成り上がり

盾の勇者の成り上がり

アニメ化もよかったです。

4人の勇者(剣・槍・弓・盾)がおり、なぜか盾の勇者だけが皆から冷たく扱われるが、その逆境を跳ね除け、仲間を増やし、やがては世界を救うストーリー。

narou小説としては王道中の王道のストーリー展開ながらも、あの仕掛けはネットゲームを遊んだことある人ならなるほどと膝を打ちたくなる。

# 鋼鉄の夢  -Iron Dream-

鋼鉄の夢  -Iron Dream-

ディストピアな世界で、腕利き操縦士のおっさんが、機械駆動の鎧を駆り活躍する。

渋い、渋すぎる。

俺TUEEEE系ではなく、ひとつ間違えばすぐ死ぬようなひりつく世界観。

# せっかくチートを貰って異世界に転移したんだから、好きなように生きてみたい

せっかくチートを貰って異世界に転移したんだから、好きなように生きてみたい

最高ですよ。

夜の営みをこのような書き方で表現できるのかと。

これこそが文学だと。

おじさんそう思います。

エロコメディかと思いきや、メインストーリーもかなり面白く登場人物と国と種族の思惑が絡まり合い、今後のストーリーも気になる作品。

# 狂乱令嬢ニア・リストン

狂乱令嬢ニア・リストン

拳で全てを解決してきた武聖が少女に転生する話。

敵対してきた相手をボッコボコにして、やっぱり暴力って最高ねとイノセントに笑うような性格ながら、武侠というか格好良くて、周囲の人間が慕うのもわかる。

最初の設定から戦いに重きを置くストーリーかと思いきや、テレビ番組布教や政治的な駆け引きにも力を入れて書かれている作品。

# 天才軍師はフェレットでも構わない~ブラック企業勤務の俺でも無双できる世界~

天才軍師はフェレットでも構わない~ブラック企業勤務の俺でも無双できる世界~

実力はあるのにどこかコミカルで失敗をしちゃう魔王軍を勝利へと導くフェレット(転生したおっさん)の話。

魔王軍のボケに軍師のフェレットが突っ込みながら修正するという流れだけれど、夜神月の「計画通り」というあのカットを差し込みたいような策がどハマりするところは必見。

# 武姫の後宮物語

武姫の後宮物語

腹筋が割れている綺麗なお姉さんは好きですか?

僕は好きです。

# 陶都物語~赤き炎の中に~

陶都物語~赤き炎の中に~

歴史好きなおっさんが、幕末の美濃に少年として転生し、陶器無双する話。

陶器から大商会を成し、経済で戦っていくという設定が非常に面白かったんですけれど、エタっちゃいました。

# 異世界コンサル株式会社

異世界コンサル株式会社

冒険者としては大成できなかったおっさん(まあまあ若い)が、現代の知識を活かして靴を作り始めたら、うまくいった話。

問題を見つけ、解決するための仕組みを考え、仕組みをうまく回すために修正する。

ビジネス書としては面白いけれど、うまく行き過ぎ感はある。

# 死神を食べた少女

死神を食べた少女

異形の力を手に入れた少女が、戦いに戦って戦い尽くしてどこへ向かうのか。

戦場の熱気と、少女のカリスマとに当てられ、まるでその場に自分も参加しているような臨場感がある。

ファンタジージャンヌダルク。

# 月でウサギを飼う方法

月でウサギを飼う方法

しっかりSF。

しっかりジュブナイル。

思考実験としても面白いし、青春小説としても面白かった。

# この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる

この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる
鎧を三つ貰おう。着る用。スペア。そしてスペアが無くなった時のスペアだ

アニメ化よかったです。

慎重すぎるという設定を上手く活かしたストーリーだと思いますし、慎重になった理由とかもいいですし、伏線とかもいいです。

結構長い作品ですが、アニメ化されている話数のあたりで終わっていても綺麗だったかなとは思います。

# 戦国小町苦労譚

戦国小町苦労譚

戦国時代の流れに詳しくて化学や物理知識もウィキペディアレベルで、こんな少女おらへんやろと思いながらも読んでしまう。

信長のツンデレ具合を楽しみつつ、果たして史実通りに行くのか行かないのか。

IFの世界は最終的にどこへ行き着くのか。

# 薬屋のひとりごと

薬屋のひとりごと

後宮という閉じた世界での人間関係やら愛憎劇を上手く描いた作品。

スニーカー文庫っぽいよね。

# 拝啓、神様。 転生場所間違えたでしょ。 ~転生したら木にめり込んでいたけど……てか半身が木になってるんですけど!? あ、でも意外とスペック高くて何とかなりそうです~

拝啓、神様。 転生場所間違えたでしょ。 ~転生したら木にめり込んでいたけど……てか半身が木になってるんですけど!? あ、でも意外とスペック高くて何とかなりそうです~

友達から今日会ったことを話されるような文体で綴られる、ギャグファンタジー。

なんとなく読むかって感じで読んでいたけれど、後半から話を綺麗にまとめて完結してくれたので、かなり良い印象が残った。

爽やかな読後感。

# 不死者の弟子~邪神の不興を買って奈落に落とされた俺の英雄譚~

不死者の弟子~邪神の不興を買って奈落に落とされた俺の英雄譚~

時代はロリBBAではなく、リッチBBA。

リッチがヒロイン。

新しい。

ほら僕らって、劣等感のあるような可愛いヒロインを無限大に愛しちゃう性質あるじゃないですか、あれです。

# 魔導具師ダリヤはうつむかない

魔導具師ダリヤはうつむかない

便利な魔道具を作るお嬢さんの物語。

初期に迫害してきた婚約者とか婚約者の不倫相手をザマァしつつ、便利な道具を作り、みんなに感謝されて、また作ってていう流れがテンポよく読んでて気持ちがいい。

いい感じに着地させてねって気持ち。

# 殺戮のダンジョンマスター籠城記 ~ヒッキー美少女、ダンジョンマスターになってしまったので、引きこもり道を極める~

殺戮のダンジョンマスター籠城記 ~ヒッキー美少女、ダンジョンマスターになってしまったので、引きこもり道を極める~

こういう策を張り巡らせて、陥れて勝っていく話好物なんです。

美少女である外見で他人はこういう子に違いないと勝手に決めつけて、接してくる。

人格を見てもらうのではなく、美少女としか扱わない。

そうされてきた人間の鬱屈が良く表現できているように感じた。

読んでいて刻命館を思い出した。

# 退魔の盾

退魔の盾

対魔師であり美人なヒロインと、人間を殺すことに何ら禁忌を抱かない死刑囚の若者がタッグを組み、様々な魔を祓っていく物語。

設定がいいね。

漫画やアニメ化したらかなり映えるんじゃなかろうか。

うしおととら、と多重人格探偵サイコ併せた感じ。

# いかがでしたか?

多分人の好みなんて千差万別ですから、一つも刺さらない人もいたことでしょう。

まあついてなかったと思って諦めてください。

この人のおすすめ全部好きだわ!最高!!

って思った人も一人はいることでしょう。

そういう人もまあついてなかったと思って諦めてください。

いかがでしたかブログになりたくて最後にこれ書いているけど、書くことあんまないな。

あと"お勧めする20作品"って書いたけれど24ぐらいあります。

Touch Barを完全に自分のものにする - MTMR

Touch Barを完全に自分のものにする - MTMR

イキってMacBook Proを買ってたみたものの、MacBook Proの最大の特徴であるTouch Barを全然使いこなせていません。

それはなぜか?

アプリを切り替えるごとにボタンの場所が変わるから。

これに尽きます。

アプリごとに違う配列になるボタンとか覚え切れるわけがない。だから使わない。使わないから覚えられない。

そんなループに陥っていたので、Touch Barを自由にカスタマイズできるMTMRを使ってみました。

gemでYou don't have write permissionsって怒られた時の対処法

gemでYou don't have write permissionsって怒られた時の対処法

久々にmacを新調し、gemとかからいろいろ入れるかーって思ったらYou don't have write permissions for the /Library/Ruby/Gems/2.6.0 direcgtory.って怒られたので、いろいろ調べて直しました。