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ファイルがドロップされなくても使えるようなDropletの書き方

Dropletとは、アプリアイコンにファイルがドロップ&ドロップされると、そのファイルに対して処理を行えるAppleScript製アプリのことです。

そのDropletを普通にアプリとしても起動しても、同じように使えるようにするためのサンプル。

エラー処理とかまったく考えてないので、よしなにしてください。

まずはDropletの基本形

on open drop
    --- 何らかの処理
end open

openハンドラを書いて、アプリケーション形式で保存するだけでDropletになります。

dropは適当な変数名。

dropにファイルのリスト形式のデータが入ります。

ドロップされたファイルはリスト形式で渡されるので、リストの中身をrepeatで取り出す必要があります。

on open drop
    repeat with theFile in drop
        --- 何らかの処理
    end repeat
end open

theFileにファイルひとつずつのエイリアスが入ってきます。

Dropletとしてだけの用途ならば上記サンプルで完成。

アプリアイコンをダブルクリックからでも使いたい場合は、こんな感じで書いてます。

on open drop
	mainScript(drop)
end open

on run
	set drop to choose file with multiple selections allowed
	mainScript(drop)
end run

on mainScript(drop)
    repeat with theFile in drop
        --- 何らかの処理
    end repeat
end mainScript
ファイルがドロップされなくても使えるようなDropletの書き方
https://oiteiku.netlify.app/posts/applescript-droplet/
作者
veadar
公開日
2019-07-25
ライセンス
CC BY-NC-SA 4.0